Figalt

継承でテキストの書式を整理する

ほかのデザインツールから移ってきた方は、テキストレイヤーごとにフォント、サイズ、太さ、色をまとめて設定する方法に慣れているかもしれません。ページの完成後にフォントを変えると、対象のレイヤーをもう一度探す必要があります。一部だけ変更するときも、見出しのサイズや注釈の色まで変えないように気を配ります。コピーした内容には元の設定が残り、移動先での調整が必要になることもあります。

文字スタイルとして保存すれば、設定をまとめて管理できます。ただ、共通なのはフォントだけで、サイズ、太さ、色がそれぞれ異なる場合、属性を一式で管理すると組み合わせが増えます。同じフォントの指定が、複数の文字スタイルに分かれて残ります。

Figaltの文字スタイルは、ノードの親子関係に沿って継承されます。省略した属性は親から引き継ぎ、明示した設定が継承値を上書きします。中間ノードの種類にかかわらず、継承はその先へ続きます。

共通の設定は上位に、違いは必要な場所に

同じ領域でフォントを揃えるなら、共通の親ノードにフォントを設定します。見出しだけ大きく太くしたい場合は、見出しにサイズと太さを設定します。共通のフォントを変えると見出しと本文の両方が変わり、見出しのサイズと太さは保たれます。

継承は属性ごとに決まります。あるノードでサイズを設定しても、フォントや色、行高まで設定する必要はありません。省略した属性は、中間にいくつノードがあっても親から引き継がれます。

パネルに表示されるのは、そのノード自身の設定

書式欄には数行だけが表示される場合や、何も表示されない場合があります。ここに並ぶのは現在のノードが明示的に設定した属性であり、表示に使われているすべての値ではありません。省略した属性は親から取得し、祖先にもなければ文書のルートスタイル、共通の既定値へと進みます。

親と同じ値を設定しても、それは独立した設定です。後から親がその属性を変更しても、そのノードは自分の値を保ちます。

レイヤーパネルでは、表示ボタンの前にある文字マークが、そのレイヤー自身の文字スタイルの上書きを示します。親から継承しただけのスタイルには、マークは表示されません。

セクション
  • 見出し
  • 本文
  • セクションで設定したフォントと文字色は、見出しと本文に継承されます。見出しはサイズだけを上書きします。マークは、その階層に独自の設定があることを示します。

    属性を削除すると、再び親に従う

    見出しのサイズを親に追従させるには、見出し自身のサイズ属性を削除します。親と同じ数値を入力しても継承には戻りません。0を入力した場合も、明示的な値として残ります。

    領域全体を変更するときは、共通の設定を持つ上位ノードを確認します。一部が追従しない場合は、そのノード自身の上書きを確認します。階層がスタイルの取得元を決め、各ノードの設定が必要な違いを保ちます。

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